夏風邪引きました。根を詰めてピクミン4しすぎたのでしょうか。燃え尽き症候群でしょうか。
なにはともあれ真エンディング迎えたので、展開と感想をお伝えします。
閲覧注意!!
激しくネタバレしますので未プレイの方、絶賛プレイ中の方は自己責任でお願いします。
結論から言いますと、オッチンは無事に治りました。良かった良かった。
え?あっさりすぎる結果報告?もっと過程があったでしょう?
そうですねぇ。正直なところ真エンディングを迎えた私の胸中はモヤモヤでした。
その説明をする前に真エンディングまでの流れを紹介します。
~エンディングから真エンディングまで~
尻尾が葉っぱになってしまったオッチンは地球脱出と同時に体調を崩してしまいます。
救出したオリマーによると葉っぱがついてしまった生物は地球から離れて生きられないと言います。そこで未救出の遭難者リストに獣医がいることが判明し、レスキュー隊一行は再び地球に戻り救出活動を再開するのでした。
そして一行はモスを引き連れた男と遭遇。名はルーイ。しかし何故か彼はかつてのオリマーのように獣医をさらってしまうのでした。
オリマーが言うには彼は同じホコタテ運送会社に働いている後輩とのこと。おそらく社長からオリマー救出の為、単身で地球に派遣されたのではないかとのことです。しかし彼は頑なに逃げ回り、保護されるのを避けているように見えます。彼はモスをけしかけてダンドリバトルを挑みますが撃退後モスと獣医を放って退散してしまいます。
無事に獣医を保護したところで一行は一先ずオッチンの治療を優先させようと獣医に治療法を聞きました。
前提として葉っぱ人を治療したクスリはヒカリのミツと葉っぱ人になっていない人の細胞を掛け合わせて精製していたそうです。
そのクスリがオッチンには効かないということは、『ヒト』ではなく『犬』の細胞が必要ということに行きつき、モスの細胞で試してみることになりました。
しかし、またもやオッチンには効きません。獣医によると葉っぱになっていない犬の細胞が必要とのことでした。
しかしそんな犬なんてどこにいるのでしょう、と頭を抱えているとモスからルーイの航海日誌が見つかったようです。
獣医は巨大な犬にさらわれたと言いました。そしてその犬にはどこにも葉っぱは付いていなかったと言います。ではその犬から何とか細胞を頂戴しようということで一致団結しました。
洞窟の最奥にルーイを追い詰めると彼は巨大な犬に乗り込みました。
オッチンよりも大きいモスが遥かに小さく見えてしまうほどの巨体。しかしオッチンの為にプレイヤー(私)はオッチン、ピクミンと力を合わせて敵をねじ伏せるのでした。
犬は逃げてしまいましたが、いかつい首輪を落としていきました。船医は首輪に体毛が残っているのでそれを利用すればクスリを作れるとのこと。
首輪と気絶したルーイを回収して急いで拠点へ戻ります。
オッチンの尻尾が本来の可愛いふわふわぽんぽんに治りました!船長はこれでオッチンを連れて帰れると胸を撫でおろします。
そして、モスにも同じクスリを投与しましたが何故かモスは葉っぱが治りませんでした。獣医によるとモスの尻尾は生まれつき、とのことでクスリが効かないらしいです。
オリマーはモスを撫でながら言いました。
「もともとこの惑星で育った子だ…我々の都合で振り回すのは、申し訳ない。
ここにいるのが、モスの本来あるべき姿なのだ」
モスを一匹、地球に残していくのは心苦しいですがもともと一匹で暮らしていたんです。どうしても連れていきたいですが、それは叶わないので頑張って強く生きてほしい。
そしてレスキュー隊は地球を後にしたのでした。
レスキュー船を見送るモスとピクミン達。みんな、元気でね!
これが真エンディングです…。
細かいところは省略していますが、こんな感じでした。オッチンファンの私にとっては「オッチンがこれまで通りみんなと一緒に居られるようで良かった」と救われる部分がありましたが、
それにしてもモヤモヤしませんか?これ、オッチンファンでも何でもない人は相当辛いプレイになったのではないかと邪推してしまいます。
~ルーイという存在~
余りにも本編で触れられてなかったので省きましたが、獣医がルーイを保護したら少し話したいことがある、と言っていました。おそらくこってり絞られるんでしょう。
おそらく…という理由は本編中はそういった描写が一切ないのです。ラスボス戦で気絶して保護した後は一切、彼が登場することはありませんでした。このお騒がせマンはいったい何者なのでしょうか?
ピクミン4をプレイしていてわかる彼の情報は、オリマーと同じ会社で働いている新米ドライバーで、どうやら『トラブルメーカー』なのだそうです。性格は無口で変わっている、とだけオリマーが証言していました。
航海日誌ではルーイの軌跡が明らかになるのですが、社長命令でオリマーを捜索しに地球に降り立ったものの肝心のオリマーの顔をハッキリと思い出せない、と言っていたり原生生物を美味しいと好んで食しているような事が書いてあります。読んでいると他人や生物には全くと言って良いほど関心がなく、食には貪欲という事がわかります。
これは個人的見解(大事なので強調)ですが、原生生物が美味しすぎてこれからも食していたいが為に、オリマー捜索命令をほったらかしにして、社長への報告も適当に話を合わせ、レスキュー隊から逃げていたということではないでしょうか。
なんだこいつっていうのが正直な感想でした。
トラブルメーカー…というか、ただの社会〇適合者じゃん(苛烈な罵倒だとは思いつつも言わずにはいられない)。コイツと関わっていると、ただの悪役キャラには到底抱かないような憎しみを得られますよ♪(特に良いことはないです)
調べてみると彼はシリーズに何度か登場しているようで、そのたびに何かしらやらかしているようです。どうして社長は、よりによってコイツを派遣したのか謎で仕方ありません。人材不足かな?ブラック企業なのかな?周囲にいたら間違いなく嫌われるであろう彼を「少し変わっていてな」で済ませるオリマーがすごい。
前編の盛り上がりがあったからこその、この展開は残念というかモヤモヤせざるを得ませんでした。期待しすぎてしまった。オッチンを助けたいという一心でクリアしましたが、こんな自己中野郎にプレイヤー(私)の目的を邪魔されるのは…なんとも腹立たしかった。「こっちはオッチンを助けたいんだよ。少しくらい人の話を聞けや」とSWITCHを握りながらボソボソ喋っていました←ルーイ予備軍
前編でも記述した通り、ピクミンシリーズ初プレイだったのでルーイにはイラつきましたが、これは他シリーズをプレイしていたら少しは印象は変わってくるのでしょうか?
だとしても、犬が出てこないピクミンはやる気にはなれないですね。あの爆弾みたいなキャラがいると思うとちょっと…どころではなく手が伸びません。せめて最後にこっぴどくシメられているシーンが入っていれば、少しはモヤモヤのやり場があったのでしょうが…。
というわけで少し残念な感想になってしまいましたが、兎にも角にも最後までオッチンが可愛かったのでそれだけでも良かったです。みんなと一緒に帰還出来て良かったねオッチン。救助活動これからも頑張ってね。船長に目一杯に可愛がられてモスみたいに大きくなるんだぞ!
では皆様、素敵なオッチンライフを!