ひそひそうゲーム日記

ゲームの思い出を忘れないために作ったブログ。色んなゲームの感想などを載せていきたいです。

なんかちょっと違う…【アナザーコード リコレクション】感想ネタバレあり

こちらの記事はストーリーのネタバレが含まれます。

あと不満点しか言ってません!このゲームが好きな人は閲覧注意です。

未プレイの方、ネタバレされたくないという方はご注意ください。

2024年第一弾はSwitchソフトのアナザーコード リコレクション】

体験版をプレイして「面白そう!」と製品版を予約しました。

結論から言いますと、途中で断念しました…←

途中で飽きてしまいました。【2つの記憶編】はクリアしたのですが、2作目となる記憶の扉を途中で断念しました。飽きてしまった…と一言で済ませてしまうには、色々引っかかってしまうことがあったので今回は3つ紹介したいと思います。

①謎解きが単調

このゲームのコンセプトが『さわれる推理小説』だったと思うんですけど、触ってるなと思えるのはジャイロ操作だけでしたし、全部の謎解きがそうなっているわけではありません。普通に方向キーで選んで、決定ボタンで決める。そんな感じです。触っている、というより「ただいつも通りゲームしてる」ってだけでした。どういうことなんだろうって調べてみたら、オリジナルであるDS版はかなり凝った謎解きがあったみたいですね。息を吹きかけるとか、ね。それがSwitchになってしまった為、出来なかったということです。まあでもジャイロ操作で『触っている』からね。まあまあ…。

あとはなんていうんだろう…『その場』で解決できる謎解きが多いんですよね。そうでなくても謎解きに必要な部品が近くの部屋にあるだけ、とか。アイテムを調べていると、会話とかコメントでヒントっぽいことをメッチャ言うんですよね。だからこのアイテムは後で回収に来るんだろうな、とか察してしまう。こんな簡単な謎解きがわからないとかビル君大丈夫かよ。

②ストーリーがツッコミ所多い

謎解き部分が残念だとしても、これは推理小説なんだ!と気を取り直してストーリーに注目してみても、ツッコミどころが多いですね。逆に「これは推理小説界の暗黙の了解なのか…!?」と悩むくらい。

パパのふりをして近づいてくる男の正体がビルということに気付けない主人公。ここでだいぶモヤモヤが凄かった。私はジッポライターを入手したときに、アイテムを調べてイニシャルを見つけました。そして主人公を抱きしめた時のタバコの臭い。見知らぬ男に「僕がパパだよ」って言われただけで半信半疑だが信じてしまう少女。

まあまあまあ…まだ少女だし仕方ないかなぁと思いつつも、地下のワインセラーに監禁されている育ての親である叔母さんを発見。柱に拘束されている叔母さんに「パパに会ったよ」とだけ報告をして、どんな見た目とか全く話さない両人。だのでビルがパパを騙っているのにここでも気付けないまま。いやいやいやどういうことやねん。

「私のことより研究の方が大事なんだ」と嘆く主人公に対して「パパを信じてもう一回会ってみて」と真剣な眼差しで諭す叔母さん。

いやいや!あなた気絶させられて拘束されてるやん。主人公がパパだと勘違いしている人が拘束した犯人かも!とか、主人公に危害を加えてくる第三者がいるかもしれない!とか、色々考えるやん…?子供だけで探索させるようなことしますかね?主人公の母親のこと(主人公が幼い時に何者かに銃で撃たれて亡くなっている)もあるだろうに、この人たちの危機管理能力どうなってるの?と突っ込まざるを得ませんでした。

とまあ、2つの記憶をプレイしていく内に「う~ん?」と首を傾げていました。

推理小説ってあんまり読まないんですけど、こんなに内容が雑なの?って中々進展しない話に眉間に皺が寄りました。

あとはおつかいクエが多い。記憶の扉はこれで飽きました。2作目も冒頭で「えぇ?」と共感できないところが多くてびっくりした。カバン盗られたらもっと焦るでしょう親子よ。あとパパはサプライズ的なことより、もっと日常会話をした方がいいと思う。

エストポーチにSwitchと同じサイズ感のDASが入ってるところとかも細かいけど気になるんよ。

③カメラワーク

これは正直、体験版の時点で違和感を感じていたけど、ストーリーが気になっていたのもあり、「これはこれでアリか」と思っていましたが、①と②のことも含めると、気になりすぎて辛かった。カメラがやたらとキャラに近い。もうちょっと周りを見渡したいんですけど、主人公が近くて邪魔…。

というわけで残念ながら個人的には手放しで面白かった!!と言えるゲームではありませんでした。冒頭は面白かったんですけどね…。

ほぼ文句だけを言う内容になってしまって心苦しいのですが、リメイクをしてこれかぁ…。逆にDS版プレイしたら面白いかもしれませんね。

では素敵なゲームライフを!