写真が多少のネタバレになるかもしれません。苦手な方はご注意ください。
オススメのゲームある?と、聞かれた時に教えたくなるゲームです。
moon
不朽の名作ですね。定期的にやりたくなるゲームのひとつなので、その都度PSoneを引っ張り出してプレイしていたのですが、祈りが通じたのかようやく最新機種でプレイできるようになりました!
22年ぶりに『勇者しないRPG』が蘇る!
Switchでダウンロード版が出ると任天堂ダイレクトを見た日にゃあ、天にも昇る勢いでしたね。
因みに現時点(2022,08,04)でPS4でもダウンロード版でプレイ可能です(因みにこちらもトロコン済み)
その後、Switchで極秘開発資料が付属したプレミアムエディションが発売。そちらもモチロン買いました。
文章力もなにもない私がこのゲームの魅力を伝えきるというのは至難の業ですが、ぜひ、見ていってください。
あらすじ
少年は夜遅くにおもむろにテレビゲームを始めます。
内容は月を食べてしまったドラゴンを勇者が倒すという、よくあるRPG。
スライムを筆頭にたくさんのモンスターを倒して順調にレベルアップしていく勇者。
人の家のタンスを漁って入手した防具を身に着けて更に強くなり、とうとう最終ダンジョンに居座るドラゴンを倒す!!と、いうところでおかーちゃんの怒声が聞こえます。
「テレビゲームなんてやめて、早く寝なさい」
仕方なくゲームを消して寝ようとする少年でしたが、テレビが勝手にオンになり砂嵐が流れます。
「あれ、テレビ消したのに…」
少年がテレビに近づくと、なんとテレビ画面に吸い込まれてしまいました。
少年が落ちた場所はムーンワールド。なんとゲームの舞台と同じ地名。
その世界で眠ると夢の中に女性が現れます。彼女は
「ラブを探しなさい。そして扉を開けておくれ」
と主人公に切望するのでした。
魅力その1 ゆるふわで癖のあるキャラクターたち
お絵描き大好き威厳皆無な王様。王様より偉そうな大臣。パン屋を営む気弱な男。ホームレスのおっさん。オタク気質なCD(MDだっけ?)ショップの店員。そもそも主人公は透明人間で顔が見えません。
全員がくすっと笑えてしまうくらい面白くてキャラが濃い。
NPCイベントもほぼ全員に用意されていて、無駄なキャラはいません。
このゲームの特徴は全体に少し風刺的な要素がちりばめられていて、ユーモアたっぷりで時折、ちょっぴりブラックな独特な世界観を楽しめます。
プレイすれば絶対あなたの推しキャラが出来るはず。ちなみに私の推しキャラはアダーです。アイツとのミニゲームは面白いけど、難しくて好き。
魅力その2 死んだアニマルの魂をキャッチして蘇生!
アニマル(世で言うモンスター)がたくさん出てくるのですが、皆、死んでいます。勇者がレベル上げの為に殺してしまったのです。無残な屍のそばにはタマシイがさまよっています。それをキャッチすると、あら不思議!アニマルが蘇るのです。
簡単そうに聞こえますが、これがなかなかに労力が必要。
じっと待っているだけでは捕まえられない、特定の曜日や条件じゃないと出現しないアニマルがほとんどです。
アニマルを蘇らせたり、住民の悩みを解決すると『ラブ』が得られます。主人公はラブを得ることでレベルアップし、ムーンワールドで生きられる時間が増えていくのです。
魅力その3 楽曲に力が入ってます!
このゲームは基本的に音楽は流れません。特定の場所での音楽や、環境音しかありません。ですが、ゲーム内でショップがあり、そこで楽曲を買うことで探索しながらも音楽を流すことができます。
その曲がこれまた良いのです!興味がある人はぜひ聞いてみてほしい!
魅力は他にもたくさんありますが、言葉ではうまく表現できないほどのゆるーい楽しさがあります。
きっと、カチカチで殺伐とした重い雰囲気のゲームに疲れてしまった人にはぴったりでしょう。